この記事では、ETF CFDの主な取引条件について説明します。主な項目には、手数料、オーバーナイト金利、取引時間、および注文執行方式が含まれます。
手数料(Commission)
ETF取引では、1ロットあたり固定手数料が発生します。
例えば、GLD.Pを1ロット取引する場合、手数料が1ロットあたりUSD 0.04に設定されているとすると、発生する手数料は合計USD 0.04となります。
MT5の仕様上、手数料は新規注文時と決済時に均等に分割して徴収されます。
- 新規注文時:USD 0.02
- 決済時:USD 0.02
必要証拠金(Margin)
GLD.Pを100ロット買い建てした場合、必要証拠金は以下の計算式で算出されます。
計算式
必要証拠金 = ロット数 × 契約サイズ × 現在価格 ÷ レバレッジ
GLD.Pの例
(100 × 1 × 300) ÷ 5
必要証拠金:USD 6,000
オーバーナイト金利(スワップポイント)
ETF CFDのポジションを翌営業日へ持ち越した場合、オーバーナイト金利(スワップポイント)が発生する場合があります。
計算式
スワップレート ÷ 360 × 契約サイズ × ロット数 × 保有日数 × 現在価格
計算例
GLD.Pを100ロット買い建てし、現在価格がUSD 300の場合:
-7.04 ÷ 360 × 1 × 100 × 1 × 300
= -USD 5.87
この例では、ポジションを1日持ち越すごとに約USD 5.87のオーバーナイト金利が発生します。
取引時間
ETFの取引時間は、一般的に米国株式市場の取引時間に準じています。
ETF取引時間
月曜日~金曜日
16:31 ~ 22:59(GMT+2 / GMT+3 ※サマータイム適用状況により異なります)
日本時間(JST)の目安
- 夏時間(GMT+3):23:31 ~ 翌5:59
- 冬時間(GMT+2):00:31 ~ 翌6:59
ETF市場休場時間
月曜日~金曜日
23:00 ~ 16:30(GMT+2 / GMT+3 ※サマータイム適用状況により異なります)
日本時間(JST)の目安
- 夏時間(GMT+3):6:00 ~ 23:30
- 冬時間(GMT+2):7:00 ~ 翌0:30
※サマータイムの適用期間中は、取引時間が1時間早まります。
注文執行方式(Order Execution Policy)
MT4およびMT5では、通常の注文執行方式としてFOK(Fill or Kill)が設定されています。
ただし、株式CFDおよびETF CFDでは、IOC(Immediate or Cancel)またはFOKのいずれかを選択できます。
IOC(Immediate or Cancel)
注文可能な数量を即時に約定し、未約定部分は自動的にキャンセルされます。
FOK(Fill or Kill)
注文数量の全てが一度に約定できる場合のみ執行されます。全数量を約定できない場合、注文はキャンセルされます。
この設定により、市場流動性が低い場合でも、株式CFDおよびETF CFDの取引において柔軟な注文執行が可能となります。