米国株CFD取引では、売買による損益に加え、いくつかの手数料が発生します。主な手数料について、以下で詳しく説明します。
スプレッド
スプレッドとは、CFD(差金決済取引)における「買値(Ask)」と「売値(Bid)」の差を指します。取引を行う際、このスプレッドが実質的な取引コストの一つとなります。
売値(Bid Price):市場価格でCFDを売る際に適用される価格
買値(Ask Price):市場価格でCFDを買う際に適用される価格
スプレッドは、市場のボラティリティや取引プラットフォームの手数料体系を反映しており、ポジションを建てる際に考慮すべき重要な取引コストの一つです。
例:
AAPLの売値が149.90ドル、買値が150.00ドルの場合、スプレッドは以下のように計算されます。
150.00 USD − 149.90 USD = 0.10 USD
AAPLの株式CFDを1株購入する場合、0.10ドルのスプレッドコストが発生します。
オーバーナイト金利(スワップポイント)
ポジションを翌日に持ち越す場合、取引方向(買いまたは売り)や市場金利に応じて、オーバーナイト金利(スワップポイント)の受け取りまたは支払いが発生する場合があります。これは、レバレッジ取引における資金調達コストに基づいて算出されます。
例:
現在のAAPLの株価が1株あたり250ドルで、100株の買いポジションを保有しているとします。ポジションを翌日に持ち越すごとに、所定のオーバーナイト金利が発生します。
オーバーナイト金利の計算:
金利 ÷ 360 × 契約サイズ × 保有数量 × 日数 × 現在価格
-7.7% ÷ 360 × 1 × 100 × 1 × 250 = 約-5.34 USD
したがって、ポジションを1日持ち越すごとに、約5.34ドルのオーバーナイト金利を支払う必要があります。
取引手数料
取引プラットフォームによっては、固定の取引手数料、または取引額に応じた手数料が発生する場合があります。
例:
株式CFD取引の取引手数料が1株あたり0.04ドルの場合、AAPLのCFDを1株取引すると、ポジションを建てる際(新規注文時)に0.02ドル、ポジションを決済する際(決済注文時)に0.02ドルの手数料が発生します。
※MT5の仕様上、取引手数料の半額が新規注文時に、残りの半額が決済注文時に課金されます。
したがって、1契約(1株)の取引につき、合計0.04ドルの取引手数料が発生します。